みずほ歯科

歯を診る。 その歯の未来も見る。

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QUESTION

よくある質問

一般診療について

Q.

定期検診は必要ですか?

A.

当院では予防歯科を徹底するために定期検診を勧めております。

歯科治療は一方通行の治療のため、削ったり、神経を取ったりしても元どおりになることはありません。困ったら歯医者に行くようでは、手遅れでしかないのです。

ご自身の歯を一つでも多く残すために、ご協力下さい。

Q.

予約は必要ですか?

A.

納得のいく治療を提供するためにも、当院は予約制としております。患者様一人一人の治療時間をしっかりと確保するためにもご協力をお願いします。
ただし、緊急時などの対応もしておりますので、当日お困りでも気軽にご連絡ください。

歯科口腔外科について

Q.

歯の移植ってなんですか?

A.

歯の移植とは、治療することができない歯を抜いて、その場所へ本人の親知らずなどの歯を移す治療です。
適応条件はもちろんありますが、みずほ歯科では失った歯の治療方法として患者様へ提案しています。

Q.

親知らずは抜かないといけませんか?

A.

親知らずだけでなく、歯を抜く抜かないは患者様が決めなければなりません。
まず、親知らずは口の中で一番奥に生えてくるため、ケアが非常に難しいです。また、生え方も傾いていると、悪影響を及ぼすことが多いです。そこで虫歯や歯周病のリスクに備えて抜いたり、矯正治療のために抜くことが多いです。
ただし当院では、健全な親知らずは、歯の移植などにも利用しますので、気になる方は一度ご相談下さい。

自由診療(自費診療)

Q.

自由診療の内容と料金をおしえてください。

A.

自由診療は以下の内容でご案内しております。
みずほ歯科では、良いと考えている材料や手技のみをご案内しております。
ご不明点や詳細はお問い合わせいただければ幸いです。
*表記は税込価格です。

補綴関連
クラウン(被せ物)
フルジルコニア(臼歯用)        ¥110,000
ゴールド                       ¥44,000+金属代
ジルコニアレイヤリング(前歯用) ¥154,000

インレー(詰め物)
e-max(セラミック)                ¥55,000
ゴールド                         ¥27,500+金属代

ラミネートベニア                  ¥88,000

義歯

自費デンチャー                     ¥275,000〜

 

インプラント関連
インプラント(審査・手術・仮歯・本歯代込) ¥385,000
ポンティック                          ¥77,000
骨増生(1ブロック)                   ¥88,000
歯肉移植(1ブロック)                  ¥55,000

Q.

インプラント治療で他の医院との違いはありますか?

A.

最近インプラント治療の相談が増えてきましたので、少しお話させていただきます。

 

ここでは、トピックスのみお話させていただきます。詳細をご希望の方はご受診の上、

個別にご相談ください。症例写真等お見せしながら説明致します。

 

みずほ歯科のインプラント治療におけるコンセプトは「長く使えるインプラント」です。

多くの患者様はインプラントを永久的な治療法と思っておりますが、悲しいことに現状はそうではありません。

では、長く使えるためには何が重要なのか…セルフケアがしやすい事です!

自分の歯(天然歯)でもインプラントでも、トラブルの多少を左右する最重要事項は、セルフケアが如何にできているかです!!定期的に歯科受診をしてクリーニングを受けても、毎日のケアがずさんでは、ほとんど意味をなしません。

ことインプラント治療において、セルフケアのしやすさに寄与するのは歯冠形態と歯肉の状態と考えております。つまり、汚れが溜まりにくい形の歯(被せ物)になっているか、その歯の周りは硬い歯茎で十分に覆われているかです。

これらの条件をクリアするには、単純なインプラント治療だけでは不十分なケースがほとんどで、骨増生(骨を増やす処置)・歯肉移植(歯茎を増やす処置)といったハードティッシュマネジメントとソフトティッシュマネジメントが必要になってきます。

 

詳細はこちらでお話すると長くなるので割愛しますが、インプラントを長く使うポイントはセルフケアにあり、セルフケアをできるだけ簡単にするには、治療の段階で骨や歯茎を増やす処置が重要であることを知っていただければ幸いです。

その他のご質問

Q.

カードは使えますか?

A.

クレジットカード使用可能です。

Q.

駐車場はありますか?

A.

医院前に専用駐車場が5台分ございます。満車の際はお問合せ頂けましたら提携駐車場をご案内させていただきます。

Q.

子どもを預けられますか?

A.

診療室内にキッズスペースがあり、お子さんがお待ちいただくことが可能です。

院長ブログ

Q.

キレイに削るのは意外と難しい

A.

久しぶりの投稿です。
早速ですが、歯医者の腕の違いってどのようなところにあるのか分かりますか?
歯科治療の中に、インレー、クラウンというものがあります。(詰め物、被せ物と表現します)
よくある銀歯治療です。

この治療は、①虫歯をとる、②キレイに削って整える、③型をとる、④石膏模型から銀歯作る、⑤口の中に入れる
といった工程で進めます。

この工程の中で、歯医者の技術が問われるのがまず①と②でしょう。①は以前の投稿で記載済みなので、今回は②キレイに削るという部分について書きます。

当院の模型と別の歯医者が削った模型を載せています。違いがわかるでしょうか?

学生時代に教科書を見てこのように削るのだと習うのですが、実際の歯医者のドリル(タービン)はすごく繊細で少しブレるとガタガタに削れてしまいます。

ガタガタしてると技工士さんも作り辛いし、当然フィットの悪いものが出来上がります。

銀歯すらまともに削れない歯医者にセラミックを選んでも、お金が勿体無いだけなのでご注意を。

Q.

ファイル破折って知ってますか?

A.

 こんにちは、院長ブログです。

 さて、みなさんは「ファイル破折」という言葉を知っていますか?根管治療(いわゆる根の治療・神経の治療)の時に、われわれ歯科医師はファイルというギザギザした針金のような器具で治療を行います。複雑な形の根管にファイルを出し入れしながら、汚れや神経を削りとって行くのですが、金属疲労により折れてしまうことがあるのです。

 ファイル破折を生じてしまうと折れた破片が中に詰まってしまい、それ以上先に治療が進めなくなってしまうのです。折れた破片の回収は本当に難しく、多くの歯医者は回収することができないと思います。
その理由は、マイクロスコープの普及にあります。みなさんはマイクロスコープのある歯科医院に通ってますか??

 マイクロスコープがあるからといって、自費じゃないと治療してくれないところもあります。みずほ歯科では、根管治療においてラバーダムやマイクロスコープの使用はほぼ100%使っており、もちろん保険診療でも使います。ファイル破折は偶発的に生じてしまい、もちろん私自身もやったことがあります。根管治療を受ける方は、ファイル破折を生じたとしても回収できる能力があったり、清潔なラバーダム下での根管治療を提供できる歯医者で受診することをオススメします。

Q.

歯医者が通う歯科医院とは?

A.

院長の佐藤です。

みずほ歯科の理念の一つとして、歯医者が通える歯科医院というのを掲げてます。どういうことかというと、勤務医として歯医者をやってきた経験として、「それって、どうなの?これはナシでしょ。」と、自分の診療概念とズレを感じることがあります。そのような疑問を抱いて働いていると、いつの間にか自分が患者だったらという風に考えるようになりました。

歯医者として、自分だったらこのような治療は受けたくない、歯医者が安心して受けれる治療こそ誰もが安心できるのではないかと思い、みずほ歯科を立ち上げました。

では、どういった治療が当てはまるのでしょうか?

今後、院長ブログでは、歯医者(私)目線の歯科治療をご紹介していきます。通っている歯医者との違いや歯医者選びの参考になればと思います。

Q.

おすすめの歯医者とは?

A.

腕のいい歯医者に出会うのは難しいと思います。なにせどんな治療をされているのかわからないからです。もっというと、どのような治療が腕がいいのか、わからないのです。

歯医者である私が、自分だったらこのような歯科医院に行くという条件を書いてみましたので、参考にしていただければと思います。

条件の一つとして、先生が拡大鏡をつけているかというものです。歯医者にとって拡大鏡というのは精密な治療を可能にする道具です。しかも、拡大鏡をつけていようがつけてなかろうが、歯医者の利益は変わりません。それなのに、5〜6倍率の拡大鏡で50〜80万はするのです。(2〜3倍率は4〜5万くらいですが・・・)

つまり、拡大鏡をつけている先生は、コストを惜しまず、治療にこだわっている意識高い系ということなのです。みずほ歯科を立ち上げる時は、歯科医師だけでなく歯科衛生士にも良い治療を提供してもらおうと思い、あまりの金額に震えながらも決心したものです。笑

みなさんも歯医者を選ぶ時は、拡大鏡をぶら下げている先生のところに行くことをおすすめします。(拡大鏡の筒が長ければ長いほど、意識高い系です!)

Q.

ラバーダムは使ってますか?

A.

ラバーダムという器具を知ってますか??日本では江戸時代の時に、アメリカで生まれた古くからある器具です。

根管治療(神経の治療、根の治療)では必ず使用するように習うはずの器具なのですが、みなさんは使用したことがあるでしょうか?未だにマイナーな器具として認識されていますが、私はラバーダムを使う理由は納得できますが、使わない理由を聞いて、納得いったことがありません。

ラバーダムを使わない理由として、お金がかかる、時間がかかる、面倒臭いなどがありますが、自分が根管治療を受ける側の時、歯医者はどう思っているのでしょうか?少なくても私は使って欲しいと思います。

また、自費と保険を区別するために使い分けているという方もいるのですが、1枚20~30円ほどのゴムシートを保険でできないほどのコスト管理をやっているのでしょうか。他にコストカット考えるところはいくらでもあるものです。

患者がかわいそうという意見もありました。確かに苦痛を訴えることがあるのはわかります。そのように回答した先生はラバーダムを1回でも使ってるのでしょうか。使い続けたことで苦痛を訴える人が増え、使わなくなったのでしょうか?では、ラバーダムを使って欲しいという方には、使っているのでしょうか?

もっとも、私は他の医院で使用してないことを否定するつもりはありません。医院の方針があると思いますので、ラバーダムを使ってなくても、患者さんが満足に感じているならそれでいいと思ってます。

みずほ歯科では保険治療でもラバーダムを使います。私はラバーダムが患者さんにもっともっと認知され、選べるようになって欲しいと思い、この記事を書きました。

Q.

虫歯とれてますか?

A.

こんにちは、院長ブログです。

さて、みなさんは歯医者が虫歯をどのようにとっているのか知ってますか?

実は見た目と歯の硬さでなんとなくとっているのです。なんとな〜く削ってると、取り残しがあってもおかしくありません。そこで今回紹介するのは、カリエスチェッカーという商品です。

これを歯にかけるとあら不思議!虫歯が綺麗に染まるのです。色は赤と青の2色が選べます。虫歯をはっきり染めだすことで取り残し問題を解決してくれる、いい商品なんです。

みなさんは虫歯治療をされる時、染め出し液の存在を知ってましたか?院長ブログなので、好き勝手言っちゃいますけど、カリエスチェック反対派の意見として、虫歯削り過ぎてるという意見があります。確かに染め出し液にはそういった一面があります。そんな反対派の人に言いたいのは、あなたたちの虫歯除去はきちんと取れてるのでしょうか?ということです。

虫歯を取り続けたベテランは虫歯をとれてるかもしれませんが、若手歯科医師はぜひ使って、虫歯と向き合ってほしいと思います。僕は歯科医師をして10年過ぎましたが、いまだにカリエスチェックは必要だと思ってます。探針やエキスカはもちろん使いますが、自分が治療される側だとしたら、やっぱり使って欲しいと思っていますね。

セラミック治療などの高額な治療を虫歯の再発でダメにすることのないようにしなければなりません。みなさんも、通っている歯科医院の虫歯治療を確認してみてはいかがでしょうか?

 

Q.

歯医者が選ぶ歯医者のポイントは?

A.

最近YouTubeにて、”おすすめ歯医者の選び方”などのタイトルの動画を見ました。なかなか共感できる内容だったので、私なりの歯医者選びのポイントを載せました。みなさんの歯医者選びの参考にして下さい。

①時間をしっかりとってる(予約が守れているか)・・・歯医者にとって治療は”手術”です。しっかりと手術時間をとることでちゃんとした治療ができるのです。予約時間を守れていないということは、自分の力量がわかってないか、儲けるために少しでも予約を埋めたいかのどちらかでしょう。受付に人がいっぱいいるからといって、安心と思うのは違うかもしれませんね。

②話を聞いてくれる、説明がある・・・医者でも歯医者でも、答えを持っている人は安心できますよね。どれくらい治療期間を見込んでいるのか、他にどのような選択肢があるのか、話の時間をとってくれる先生は信用できますね。理解が得られてないから「歯医者に削られた、抜かれた」という被害表現が生まれるのです。私は歯医者になってから、削りたい・抜きたいと思ったことはありません。削らずに済むならどれだけ仕事が楽になることか・・・

③スタッフが定着しない・・・従業員が辞めていく歯科医院は何かあるのでしょう。。。これはどんな職場でもそう言えるでしょうね。私もこればかりは不安な毎日ですね。スタッフよついてきてくれ〜

④設備投資がしっかりしている・・・歯科治療において道具は手術を成功させる要因の一つです。どんな人間がどのような治療するかわかりませんが、道具が揃っていれば一定の水準の治療が提供できるものです。拡大鏡やマイクロスコープ、CT、N i-Tiロータリーファイル、etcなどしっかりと整備されているところはそれなりに信用できますね。

⑤担当医制であること・・・歯科用チェアも歯科医師も多いところは、それだけ稼げて、患者さんからの信頼もあるといえますが、歯科医師が担当してくれるかは重要です。歯科治療は治療回数が数回に及ぶものも多く、毎回歯科医師が違うと、責任感も薄れるため、治療を次の人に周そうと回数を重ねたり、逆に無理矢理にでも治療を終わらせようとすることがあります。神経の治療が終わらなかったり、適合の悪い銀歯を無理矢理つけて終わらせたりしてトラブルを招きます。治療は一貫して1人の歯医者に任せた方がいいと思います。

他にも歯医者目線で気になるところはいくつか出てくるものですが、これを参考に歯医者を評価してみてはいかがでしょうか?

Q.

終わりのない神経の治療に通ってませんか?

A.

こんにちは、院長の佐藤です。

「何ヶ月も神経の治療に通っている。」という話を聞くことがあります。そんな時は、歯医者を変えることを検討した方がいいかもしれません。

神経の治療とはどういったものなのでしょうか。要はファイルと呼ばれる針金を使って歯の内部を掃除することをしています。何ヶ月も治療に通っているということは、単純に掃除がうまくできてないのかもしれません。

また、何ヶ月も治療に通っているということは、歯医者自身も治療がうまく行ってないと思うのではないでしょうか?

歯の内部を掃除するには、さまざまな器具が必要です。マイクロスコープ、Ni-Tiファイル、エンドモーター、ラバーダム、エンド用超音波チップ、etc。。。手用ファイルだけではうまくいかないでしょう。

神経の治療は確かに歯科治療の中でも時間がかかってしまいます。それでも悪戯に時間を使う必要はなく、しっかりと掃除してくれる歯科医院を探す必要があります。

 

 

 

 

Q.

てきとうなCRに満足してませんか?

A.

院長の佐藤です。

CRとはコンポジットレジンの略称で、虫歯治療の一つです。われわれ歯科医師は、虫歯に対して、ほじくって代わりの物で補填するしか能がありません。

CRはほじった穴を即時に補填してくれる、優秀な素材なのですが、歯医者の基礎がたくさん詰まっており、非常に技術が問われる治療なのです。

そんなCRですが、自分の口にどのようなCRが詰まっているか知っていますか?患者さんはよくわからないと思います。まぁ、少なくともフロス(糸ようじ)がちぎれるようでは、そのCRはやりかえた方がいいのでしょう・・・歯の形態を3次元的に即時に仕上げるのは難しいのです。

CRは、単純に器用さを問われるものでもありますが、他にも問題があります。それは時間と費用です。保険治療では安価に設定されているため、そこにかける時間が十分に確保できないという現実があります。30分で1本CRをしている勤務医がいたら、怒る院長もいるのではないでしょうか笑。

「保険のCRでやってあげるよ」という言葉に対して、単純に感謝しているようでは、将来損することもあるでしょう。保険のCRといえど、しっかりと治療時間を確保してくれて、拡大鏡やマイクロスコープで治療してくれる歯医者さんに、私だったら通いたいと思います。

Q.

ウォーキングブリーチって知ってますか?

A.

こんにちは、院長の佐藤です。

みなさんは、ウォーキングブリーチという歯のホワイトニングを知っていますか?

失活歯、いわゆる神経が死んでしまった歯は、変色を伴うことがあります。そこで歯医者によく提案されるのはセラミックによる色調の回復ではないでしょうか?

セラミックによる色調合わせは素晴らしい技術でお勧めではありますが、その分削らなくてはいけませんし、高額なものです。ウォーキングブリーチは神経をとった時の穴をそのまま使うため、全周削る必要がありません。

ウォーキングブリーチの適応の大体は、学生時代に前歯をぶつけて神経が死んだというようなストーリーです。虫歯でないぶん歯質は保存されているので、削って被せるのは抵抗もあります。また、十数万のお金を親に払ってもらうのも気が引けるという理由から、色が変色したまま青春時代を過ごすことになるのです。

ウォーキングブリーチをやらない歯医者もいます。「歯がもろくなる?」じゃあ、削ってセラミック入れるのは脆くならないのでしょうか?私からしてみれば、今その人が歯を出して笑えるのかということの方が気になります。一度漂白してそれでも納得いかなかったらセラミックにしたらいいのではと考えてます。

みなさんの周りに、神経が死んだ歯をそのままにしている方がいれば、ぜひ一度、当院にご相談ください。

Q.

エクストルージョンって知ってますか?

A.

こんにちは、院長の佐藤です。

みなさんは、エクストルージョンという治療法を知ってますか?私たち歯医者が歯を残せるかどうかという基準で、どれだけ歯が残っているかが重要になってきます。歯医者によっては、歯茎から見える部分があるかで決める人もいるでしょう。

その理由に「フェルール効果」というものがあります。帯冠効果とも呼び、クラウン(いわゆる被せ物)の治療において、重要なことなんです。私も歯医者をやって数年経ちますが、こだわって診療していると、このフェルール効果って本当に大切なんだなと思うようになりました。

歯茎から1〜2mm歯が残存しているだけで、クラウンは歯質を取り囲むように装着することができます。こうすることで、とれたり・折れたりといったトラブルを未然に防ぐことができるようになるのです。

残っている歯が歯茎から見えてない場合、無理矢理クラウンを作っても2年保つかわかりません。かといって抜くのも諦められないという時に、エクストルージョンという治療法があります。

簡単な話、見えないんだったら見えるまで引っ張るというものなのです。矯正治療に含まれるため、保険診療外とはなりますが、諦めたくない人には、一つの手段として知ってほしいと思います。

Q.

被せ物前に神経の治療は終わってますか?

A.

院長ブログもなかなか溜まってきました。何人の方が目にしているかはわかりませんが、これは、私の歯科医師としての思いを自由にぶちまけるためにやっておりますので、内容の是非に関してはご自身で判断していただければと思います。

さて、今回の話ですが、根管治療(神経の治療、根の治療)についてです。虫歯だから被せ物をやりかえるという話はよくあるのですが、その時に根管治療がちゃんとできているかを確認する必要があります。

セラミックなどの高額な治療をしていても、後になって根管治療が必要となれば、壊すしかなくなりそのセラミックの費用は損したと思っても仕方ありません。根管治療をしっかりとやってくる歯医者を探しましょう。

大臼歯なのに根管治療の回数が明らかに少ない場合や、1回の治療時間が短く、ちょこちょこと消毒して終わり、何度も通うようであれば、私だったら不安になります。当院の場合、治療回数は少ないけど、1回の治療時間を長くとってます。私は未だに根管を綺麗にするというのは難しいと感じてます。

とはいえ、当院の根管治療が優れているとか、他の歯医者は信用できないという話ではありません。日々の診療で根管治療が不十分なことはありますが、見方が変われば、それは当院も同じかもしれません。大切なのは、どんな治療をされているのかわからなくても、信頼して治療を受けれる信頼関係だと思います。どんな先生でも、真摯に治療してくれてると感じれるなら、信じても良いかもしれませんね。

Q.

ポータルサイトに思うこと・・・

A.

こんにちは、院長ブログです。
今回はポータルサイトについて書いています。

みなさんは歯医者を探す時どのように探していますか??
ネットには周辺の歯医者さんをまとめてくれてるポータルサイトというものがあります。私の方にも掲載についての営業の声は届いていますが、このポータルサイトについて思うことが多々あります。

そもそも私たち歯医者がこのサイトを見た時に、この歯医者に行こうという気持ちにはあまりなりません。なぜかというと、このようなサイトはお金を払って契約した医院を上位にあげて、お金に応じてその医院の詳しい記事を書いているだけだからです。

これらのサイトを見ても、私は「広告に回せるお金が結構あるんだなぁ・・・羨ましい!」と思うだけです。笑
儲かってるから安心という見方もできますが、これでは看板や雑誌投稿と変わらないんですよね。

他県から根管治療を求めて当院にきた方がいました。根管治療してる歯が治らなくて、福岡で探した1件目は治療はすごいけど自由診療で高額のため断念したそうです。みずほ歯科の院長ブログから保険でもラバーダムを使ってると知って受診することになりました。

多くの歯科医院がある現代で、保険診療でもラバーダム・マイクロスコープを使ってるところなんて他県にも必ず存在するはずなのに、わざわざ遠方である当院の「院長ブログ」に辿り着くという時点で、まだまだポータルサイトの位置付けとして、患者様に優しくないなぁと思いました。

「保険診療でもラバーダムを使った根管治療をしてくれるからオススメ」
「自由診療の根管治療は、保険診療で不可能だったことを可能にしてくれます。インプラントよりも安い値段で歯を残せるならオススメ」
「根管治療の回数も少なく、なかなか歯医者に通えない人にオススメ」

など、根管治療だけでもニーズは様々であり、それぞれにオススメの歯科医院に行き着くことができるようなポータルサイトができればいいなと日々思います。